希望の出産方法について考える~婦人科情報発信局~

妊娠を望む人のために

赤ん坊

どのような薬なのか

妊娠を希望している夫婦が2年経っても妊娠に至らないことを「不妊」といい、現在、不妊で悩んでいる夫婦が増えています。不妊の原因にはさまざまあり、不妊治療はさまざまな検査結果や夫婦の意思などによって進められます。不妊治療の代表的な治療法として排卵誘発剤を使用する方法があり、無排卵や多嚢胞性卵巣などの排卵障害がある人に有効とされています。排卵誘発剤には内服薬と注射があり、人によって効果が得られやすいものやそうでないものがあるため、その人の症状に応じて量を調節し使用します。排卵誘発剤を使用することで、卵胞の成長を助け排卵しやすくする効果が得られるため、妊娠の可能性を高めてくれます。また、いくつかの卵胞が成長することが多いため、受精する確率をあげることにもなります。

いろいろなメリット

月経周期は28日から39日程度が一般的とされていますが、生理不順で悩んでいる人も少なくありません。定期的に月経がある人でも、仕事のストレスや体調や体型の変化によって不順になることもあります。そのような生理不順の人が妊娠を希望する場合、周期が長ければ妊娠する機会が減りますし、いつ夫婦生活を持てば良いか難しいこともあります。排卵誘発剤は生理周期が整うという効果があり、排卵日を予測しやすくなるので、妊活もしやすくなります。また、排卵するかどうかというプレッシャーやストレスが減るので、精神的負担がなくなります。ストレスがあると妊娠しづらくなることもあるので、負担が減らせる排卵誘発剤は妊娠を希望している夫婦にとってメリットがあるといえます。